【林投資部】林則行の今日の気づき:皆さまの質問

【林投資部】林則行の今日の気づき:皆さまの質問

投資部会員の皆さま

いつも林投資部をご利用いただき誠にありがとうございます。

会員様からは、林先生に日々たくさんのご質問をいただいております。

その中から皆さまも気になるような質問をピックアップしました。

質問トップ3としてご紹介させていただきます。

~~トップ1~~

【質問】

お世話になります。
林先生の考えに素直に従って金一択で運用していますが、おかげさまで現在でも利益が出続けています。本当に感謝しています。

今回、銀についてのお話を読んでいて思ったのですが、そろそろ銀が危ない可能性が高いというこのタイミングで、銀の空売りはどうなのでしょうか。
もし「あり」だとすると、売りの金額やタイミング、そして買い戻しのタイミングは、講習動画で教えていただいている通りにやるのが、負ける確率を下げる意味で良いのでしょうか。

ただ、会社の株と違って銀には業績がないので、その点も含めてどう考えたらいいのか悩んでいます。
金と違って下落率が高そうなので、空売りは有効なのかなとも思いました。

↓↓↓

【林先生の回答】

結論から言うと、銀の空売りは、相当な経験とルールを守る力がある人以外には、基本的におすすめしません。

もし、どうしても銀を空売りするのであれば、明確な条件はあります。例えば、価格が50日移動平均線を2回はっきり割り込んだあたりを一つの目安にすることです。そして何よりも重要なのは、必ず厳格な損切りを入れることです。
損切り幅の目安は、1回のトレードで失う金額を、資産の2%以内に抑えること。仮に資産が100万円なら、1回の損失は2万円までです。こうしたルールで何度か小さな損を重ねることはありますが、3回目や4回目で大きく取れることもあります。こういう管理ができなければ、空売りはやってはいけません。

それでも、ぼくがあまり勧めない理由があります。金と銀は、歴史的に見てほぼ同時に天井を打ってきました。今回もおそらくそうなるでしょう。ただし、もっと大事なのは、金も銀も長期では上昇トレンドにある、という点です。
確かに銀は下落する時の値幅が大きいですが、長期トレンドは上向きです。つまり、短期的に下げたとしても、大きな流れとしては上に向かう力の方が強い。こういう資産は、基本的に空売りに向いていません。

それよりも、考えるべきは買いです。
銀を空売りするより、金を信用取引で買う、あるいは金のETFや先物を信用で買う。長期の上昇トレンドを前提に、短期的に底を打ったところを拾っていく。このやり方なら、短期の流れも長期の流れも「買い」で一致しますから、リスクはずっと小さくなります。

まとめると、銀の空売りは理論上は可能でも、長期上昇トレンドにある資産に逆らう行為です。
それをやるくらいなら、トレンドに沿って、金の買いで勝負する方が、安全で再現性が高いと考えてください。

音声回答はこちら↓

https://drive.google.com/file/d/1vh6s0Lb9gxQZ540Lv_9IJLcsLYe4hu16/view?usp=sharing

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~~トップ2~~

【質問】

システム系の話ですが、お伺いさせてください。

私は楽天証券を使っているのですが、例えば1540でも314Aでも、毎朝8:30頃になると評価額の値動きが発生しています。

先日、314Aが一時前日比10%以上も値上がりしている時があり、試しにほんの一部のみ売却してみたのですが、実際の売却価格は9:00以降の評価額(前日比+1%程度)となっていました。

上記事象が発生するのは、どういった仕組みでしょうか。また、9:00前に大きな評価益が出ているような場合、その金額で確定させる方法は存在するのでしょうか。

以上、どうぞ宜しくお願いいたします。

↓↓↓

【林先生の回答】

まず結論からお伝えしますね。

朝8時半ごろに見えているあの大きな値動き、あれは「本当に売買された価格」ではないんです。

あくまで「もし今この瞬間に市場が開いたら、このくらいの値段になりそうだ」という予想の数字です。

日本の市場は、9時にスタートします。

でも注文じたいは、寄り付き前からもう受け付けているんですね。

朝8時頃から9時までの間は、

注文がたまっていくだけで、売買は一切成立しない時間です。

その間、画面に出ているのが「気配値」と呼ばれる予想価格です。

朝はまだ注文が少ないので、

ちょっとした成行の買い注文が入るだけで、

表示される予想価格が、ポンと跳ね上がることがあります。

今回の「一時10%高」に見えたのは、まさにこれでしょう。

では、なぜその価格では売れないのか。

理由はシンプルで、9時になるまで、誰とも取引が成立していないからです。

9時が近づくと、

「それは高すぎるな」と思った人たちが、

ちゃんとした価格で売り注文を出してきます。

その結果、9時ちょうどに売りと買いがぶつかって、

その時点で“本当の最初の価格”が決まる。

注文も、そこにぶつかるので、

朝見えていた高い数字では約定しない、というわけです。

では、その価格で確定させる方法はないのか?ですが、基本的には、東証で取引している限りはありません。

全員が、朝9時に一斉スタートだからですね。

例外として、

楽天証券にはPTSといって、9時の東証スタート前でも取引できる仕組みがあります。

もしそこに、実際に高い価格で買いたい人がいれば、PTSを指定して売ることは理屈上では可能です。

ただ、現実には、そこまで大きく離れた金額で注文が成立することはほとんどありません。

ということで、覚えておいてほしいのはこれだけです。

9時前に見えている大きな値動きは、不正確な予想であり“幻の価格”。

本当の勝負は、9時になってから始まります。

音声回答はこちら↓

https://drive.google.com/file/d/1ZW5W6Yzl_trZHdwJ_3VdJ38vjEq8T3My/view?usp=sharing

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~~トップ3~~

【質問】

商品CFDを、ある証券会社で始めようと思っています。

そこで質問なのですが、ノックアウトオプションは、一般的なロスカットのための逆指値と比べて、何かメリットはあるのでしょうか?

↓↓↓

【林先生の回答】

結論から言うと、ノックアウトオプションは、逆指値と比べて基本的に不利だと考えてください。

理由は大きく二つあります。
一つ目は、コストです。ノックアウトオプションは仕組み上、手数料が高く設定されています。これだけで、長く続ければ続けるほど不利になります。

二つ目は、オプション特有の性質です。ノックアウトオプションはオプション取引なので、必ず「時間的価値の減少」が起こります。いわゆるタイムディケイです。
しかも、これは買いオプションしかありません。買いオプションというのは、期間が短くなればなるほど価値が下がっていくものです。つまり、何もしていなくても、日々価格が目減りしていくということです。

これは、回転売買をする人にとって、決して有利な条件ではありません。

一方で、逆指値にはそういった時間的な不利は一切ありません。価格がそこに到達したら決済される、ただそれだけです。余計なコストも、時間による価値の減少もない。

だから、リスク管理という意味でも、トータルの有利不利という意味でも、ノックアウトオプションを使う理由はほとんどありません。
商品CFDをやるのであれば、素直に逆指値を使った方が、圧倒的に有利だと考えてください。

音声回答はこちら↓

https://drive.google.com/file/d/16n1pIGz6ErHh2bOeDf6-t3iZ-5Jg5H-t/view?usp=sharing

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